
八戸毬姫牛 HACHINOHE MARIHIME BEEF
八戸毬姫牛の名前の由来
毬姫牛(まりひめうし)の名前の由来は、南部地方で受け継がれている青森県伝統工芸品「南部姫毬」から頂いています。
菱形模様を主とした華やかな南部姫毬は、邪気を払い、福寿開運を求める人々の身代わりとなる御守りです。
弊社のオリジナルブランド牛「八戸 毬姫牛」も雌牛の華やかな美味さ・柔らかさを名前の由来である南部姫毬に連想しながらも、地元八戸を大切にしたいという気持ちから
「八戸 毬姫牛(まりひめうし)」と名付けました。
一頭一頭大切に箱入り娘で育てています。


八戸毬姫牛の特徴
八戸毬姫牛は交雑種の雌牛であることに拘っております。
交雑牛とは、黒毛和種 (牡)とホルスタイン種(雌)との交配により生まれる牛です。両親の持つ別々の長所を合わせ持つ可能性があるほか、雑種強制により両親のいずれより高い能力を持つ可能性があります。交雑種は黒毛和種の能力を持ってますので、それに近い品質の牛肉になり、黒毛和種ほど高価にはならずお手頃な牛肉になります。
雌牛の良さ
雌牛は肉質のキメが細かく、非常に柔らかいと好評を得ております。また上品な甘み、脂質の口溶けの良さも特徴です。ほどよい脂肪ととろけるような柔らかさなので小さいお子様からお年寄りの方まで幅広く食べやすいお肉になっています。
弊社では配合飼料にも拘り、オリジナルの飼料を独自のマニュアルで手間暇かけて一頭一頭を大切に育てています。


-毬姫牛分析結果-
M U F A
オレイン酸
55.3%
融 点
26.4℃
61.3%
一価不飽和脂肪酸 (融点の低い脂) 3種類の合計
牛肉のおいしさを構成する要素の一つとして牛肉脂肪中に含まれる不飽和脂肪酸の一つ
食肉の脂肪が溶け始める温度

※数値は平均測定値です
「八戸毬姫牛」美味しさのヒミツ
1 豊富なオレイン酸
「オレイン酸」などの一価不飽和脂肪酸を豊富に含む脂肪は融点が低くなり、風味も良いとされています。毬姫牛はオレイン酸を豊富に含んでおり、しつこくない味わいと、さっぱりとした後味が特徴です。
2 旨味の余韻・コク
毬姫牛は「グルタミン酸」「アラニン」を豊富に含んでいます。グルタミン酸やアラニンは甘味を呈するアミノ酸で、毬姫牛を口に入れると甘味を感じられます。また旨味の余韻やコクについても高い結果が出ています。
3「雌」へのこだわり
毬姫牛は全頭「雌牛」です。
雌牛は去勢牛に比べ肉質がきめ細かく、舌触りが絹のようなとろける食感になります。